世評はイマイチらしいけど、そこそこ面白かったのよね
質量0の"想いの素粒子"を起点にしたSF設定は楽しいし(科学的にあってるのかは知らん)
ロイドの過去(って2066年なんだけど)についても、人口爆発自体は現実世界でおそらく不可避だとすると
どうにか解決しないといかんわけで、現実と地続きになっていて良いやね
このあたりのSFめいた諸々は好きでしたよ
キムタク、柴咲コウ、大島優子を起用した結果、役者自体のリアリティとSFもののある種の荒唐無稽さの食い合わせが悪かったかもしれん
前述の3人をもう少しマイナーなキャストに替えて、深夜枠でやっていればポジティブな方向で話題になったんじゃないかな
でもキムタクさん、沫嶋黎士のとき、ロイドのとき、記憶をなくして初期状態になったロイドのとき、それぞれで
キャラクターの演じ分けが結構、達者だった気はするなあ
良く考えたら、彼の主演ドラマを完走したの今回が初めてなんだよね
あと、アンドロイド同士の戦闘が後半になると、原子還元処理の球の押し付け合いになってしまったのが残念やったねえ
まあ最後まで観られたんだから、楽しかったということでしょう