2013年12月23日月曜日

ノーコンキッドを完走

ラスト3話を一気に消費したんだけど、現代パートのオチをつけるために時間を使いすぎてるきらいがあったなあ
私が観たかったのは30年間のゲームのクロニクルであって、主人公たち三人のクロニクルではなかったのかもしれない
しかも97年から2013年まで一気に時間が飛んでしまうし
(三人のクロニクルである以上、離れ離れになってしまったらエピソードの紡ぎようがないのか)

一応ハッピーエンドみたいなんだけど、MARS社の事件でキッドが逮捕されずにいるのは少し不自然な気がする
引退して会社から手を引いたら無罪放免になるものなのか
あと、攻略ノートを探すのにチンピラを雇うような組織に対して、あれだけのことをやっておいて報復されたりしないのかね
高野は97年の時点で礼治と好意を伝いあうことが出来ずじまいで、16年ぶりに会いに行ったら嫁が出てきて、イマイチ報われてない気がする

よくよく考えると礼治って、学生の頃の(何の裏づけもない)優越感を大人になってもこじらせ続けるんだけど
それでも一度は決別した親友と仲直りするし、嫁は美人で機転は利くし、意外と主人公補正が強い気がしたな

まあでも完走する程度には楽しめたから良いやね

2 件のコメント:

  1. >主人公補正が強い
    そうか、その補正のせいで共感できない主人公になったのか。
    納得しました。
    僕も、ゲーム史をドラマ仕立てで見せてくれるものと思っていたので
    当てが外れた感じはします。
    ゲームを大きく扱ったドラマなんて企画、なかなか通りそうにないのに
    制作・放送してくれただけでもありがたかったのかな

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    1. 礼治は共感しづらいキャラクタでしたねえ
      主人公補正もさることながら、キッドや高野と違って、礼治は成長があまり見えないですし
      現代パートで零落しているのが分かっているので、ゲーセンを継ぐなどのポイントもポジティブに受け取れないという
      物語構造の欠点もありました

      まあそれでも90年代前半までのゲーム史の描写は懐かしかったし楽しかったですな
      97年以降の話も別の登場人物で観てみたいところです
      (ゼビウス好きの小学生を主人公にしたらちょうど良さそう)

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