魅力的な謎は物語中盤で怪異という形で解決されてしまい、あとは登場人物たちが各々の怪異と
向き合えるか、乗り越えられるか、という話になってしまった
ただ登場人物が多すぎて、大半が心情を描かれないという消化不良感は拭えずじまい
運転手のおっちゃんが過去を克服したことでバスでの往復が可能となり、みんなが帰れるきっかけになったわけで、
苦労してきたまっとうな大人がいてよかったねえ、というイマイチ冴えない結論を得ました
魅力的な謎を魅力的に解決するのは難しいし、平凡な解決に導くのも難しいんですな