台所と和室の天袋に置いたままだった品々を片端からゴミ袋に捨てていく
10年間動かさなかったタッパーウェアや弁当箱は要らないし、おそらく祖父自身がまとめたであろう、
祖父の普段着が詰まった段ボール箱など、箱単位で要らないものだった
服の箱の横に並んでた、祖父母や父親、叔父がもらった賞状の数々がまとめられていたダンボール箱は流石に捨てられない
父の中学高校の卒業証書がその中に混ざってたりして、我が家の思い出が集まってる
箱に書かれた日付からみて、父が亡くなったあと、祖父がまとめたんだろう
息子の卒業証書を天袋に押し込むのって、辛かったろうな
中身のチェックで賞状を全部どけたら、年代物の額縁が四枚、箱の底に裏返った状態で置かれていて、
取り出してみたら、そのうち一枚に昭和天皇の皇太子時代の写真が飾ってあって驚いたよ
額縁のフタを開けてみたら中から祖父のそのまた祖父が陸軍大臣からもらった感謝状とか挟まってたり、そこだけ戦中って感じだった
額縁も賞状も元通りにして天袋に戻したけど、次はだれが箱の中身を見るんだろうな
妹だったら中身を見れば分かるんだろうけど、甥っ子とかだったら何も分からないだろうなあ
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