2018年2月3日土曜日

2月3日、今日の鬼、今日のゴースト

正午ごろ家を出て、聖護院門跡の追儺式を観に行く


開始の20分前に到着したもののご覧の通り満員御礼
相変わらず指が見切れる
追儺式の法要の途中で鬼が三匹、登場しますが、本堂に大勢いる福男福娘から豆の集中砲火を受けます
ていうか、鬼たちの辞書に「多勢に無勢」という言葉は無いのかね?
襲い掛かろうとしますが
返り討ちです
三匹の鬼はついに折伏されてしまい、ここからは観衆に向かっての福豆まきが始まります
折伏された鬼たちも福男福女と一緒になって福豆まきに参加しているのですが、肩の強さが一般人並みで、
期待外れの助っ人外国人みたいでガッカリします
届く気配すらない

福豆まきが終わると大半の観衆は帰っていきますが、鬼たちのサービスはこの後も続きます



鬼たちが観衆を金棒でぶん殴ってるわけではありません
金棒で頭をさすられると無病息災ということらしいです
我が子の健康を願うお父さんに抱えあげられた幼児が鬼を眼前にして号泣しているのも微笑ましいです
ていうか、結構リアルに怖い造形なんですよね、聖護院の鬼って

聖護院を離脱後、平安神宮方面へ

府立図書館の休憩所で汗をぬぐったり軽く食事をとったあとは、ロームシアター京都で開催されているメディアアートの展示会へ
鬼のつぎはゴースト
あまりピンとくる展示はなかったですが、一つだけ時折織成という作品は好みでした
オープンリールのテープレコーダーから垂れたテープが、テープと同じ幅のアクリルのケースに積み重なって模様を描くもの


テープが下に垂れ流されながら、不気味な低音がスピーカから再生されているのですが、テープが尽きる間際になると、高速で逆回転しはじめてテープがリールに巻き戻されていきます
この時にクラシックのワルツがスピーカから流れてきて、不気味な低音の正体がわかる仕組みになっています
巻き戻しが終わると、またゆっくりとテープがアクリルケースに垂れていって、これまでと違った模様を描く、という作品でした

帰りに、家の近くのだるま寺にも寄ってみました
ここは達磨大師が祀られているのですが、本堂に面した庭がこんな感じに


メディアアートよりこっちのほうが好みかもしれません

夜22時にもう一度、家を出発
昨日訪れた吉田神社で23時から行われる火炉祭を観てきました
古い破魔矢やお札を円筒形の枠に納めたものを、夜になって燃やすんですねえ
ここも人が多くて、境内手前の石段の下で警察による入場規制が敷かれるほどでした

昨日のこれが
見事に燃えました
想像以上に大きく燃え上がっていて、そりゃあ警察も消防もピリピリするはずだと納得しましたねえ

というわけで今年の節分は色々なイベントを楽しみました
恵方巻は食べ忘れました

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